小説

 The other side

連れがガンガンに風邪を引いていたのに、私にはまるきり感染りませんでした。 たぶん私の脳内にひしめく妄想菌の大群の前に、風邪菌も尻尾をまいて逃げ出したのでしょう。 その妄想菌カーニバルは、有料チャンネル並みの大騒ぎなので自粛、隠蔽。(お金くれ…

 答え、のようなもの

私の大好きな友人たちは皆、旺盛な好奇心と、それを追求するための行動力に溢れた人が多くて、 その中でもhたんは群を抜いてすごいものを持っていて、そのおかげで私は今、ここにいます。 空を見上げて現実に走りだすhたんと違って、ただ頭の中で星を追って…

 無理

地図職人が村林さんに石を返して丸腰で西に旅立ったり、山賊さんが山の向こうに帰っていったりなんて、とてもじゃないけど不吉で怖くて今は文章に起こせません。ガクガクブルブル。 ある人は小説を書くとき、文章が直に浮かんでくるそうなんですが、 私の場…

 古井戸の陰でひとやすみ

懲りずにチェッカーズを聴いております。ここ二週間ばかり、毎日一日24時間耐久チェッカーズ。仕事中も、脳内ひとりカラオケボックス状態。 今特に夢中になって聴いているのが一枚目のアルバム『絶対チェッカーズ!!』と二枚目の『MOTTO!!CHECKERS』。 チェ…

 夏の終わり

家中のカレンダーが8月のままほったらかしだからといって、9月になったという現実からは逃げられません。 夏、恋の季節もお開きです。この一球でケリをつけろ私。つけるんだ私。 『追憶』、本当は4の前に別の形で書いて入れようかと思っていた部分を、追…

 夏真っ盛り

ああ、夏だなあ。 夏といえば恋の季節。 そうだ、恋話を書こう。 そんなわけでここ一週間ばかり、私にとって、無茶苦茶憧れの文体を持っている作家の方の、真似事みたいなことをして(「真似た」と言うのはおこがましい、とてもそこまで力が及ばない、それく…

 灰とダイヤモンド(系) 続き

…それをここには載せられないということは、たとえモルヒネを打ち込まれた脳でも、ちゃんと判断できる自信があります。もう公序良俗とかそんなレベルの問題じゃありません。 どこにあるか、ピンときた方は、そこに行ってみて下さい。 わからないけど興味があ…

 視点

私は昔から文章、というか小説を書くのが好きで、最初の日の日記にも趣味として明記したりしましたが、 なのでカテゴリ分け、読んだ本については『本』、自分で書くことの方に関する話は、『小説』と分けてみようと思います。 その時書いていた話は、主人公…