無理
『春の雪』を見てきました。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 205回
- この商品を含むブログ (357件) を見る
ええええええいきなりそれ言っちゃうのおおおおおおおお
開始から10秒で、起承転結の見事に構成された物語としての『春の雪』は、終わってしまいました。私の中では。しくしく。
人物、特に主人公の清顕は内面が痩せていて、つまり性格が原作よりわかりやすい感じになっていたため、妻夫木くん、素敵に演じていました。
ヒロインの竹内さんは…正直、びみょう…。彼女の聡子に、はっとさせられる場面が私、うーん、一つもなかったんですよね…。
蓼科役の大楠道代さんが素晴らしかった。大楠さん、好き好き大好き!!
清顕も聡子も、今より若い時期に読んでいたら、私は絶対、彼らのこと大ッッ嫌いでした…。間違いない…。
自分にとって良いときに、運良く読めたんだなという気がします。幸運でした。