雪ニモ負ケズ
- 作者: 大庭みな子,水田宗子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/10/09
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 矢田津世子,川村湊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/10
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
土曜日、雪の中、何故か外に出なければならない羽目になり、無理矢理本屋をコースに組み入れ三冊購入。
女性作家ばかり。私にしては、大変珍しいことです。
私は、男性が書いたものなら全て安心して読める(殊に異性である女性を書いたものについては)のですが、
女性の書く性愛って、直接の情事の場面とかより、何気ない一言がすごく生々しくって衝撃大なので、つい臆病にも、避けがちなところがあって。
実はまだ『放浪記』読んでない身なんですが。
- 作者: 林芙美子,中沢けい
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/08/04
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
一日で読んじゃいました、もったいない。全編、どれも素晴らしすぎる。
「大人になったらわかるよ」
って、子供に対して、随分突き放した物言いじゃないかと思っていましたが、
意地悪な言葉でも、侮った言い方でもない、本当にただまっさらの真実ですね。
ところで、女性作家の作品中の『すごく衝撃的だった何気ない一言』、私にとって(今のところ)ナンバーワンは、
「男は米の飯とおんなしやわ。食べんかったら女子は飢(かつ)えるし」
ひえぇぇぇー。